マテバシイ
ブナ科マテバシイ属の常緑高木。
マテバシイという名前は、その大きな光沢のある緑の楕円形の葉がマテ貝に似ているシイノキというところから来ています。秋には少し長細い大き目のドングリがなります。マテバシイは食用を意味するEdulisというラテン語が学名に付けられていますので、このドングリどなたか試食してみませんか? 他のドングリよりもアクが少ないと言われます。聞くところでは、これを原料に焼酎も製造されているとか。また、ムラサキツバメ(写真右下)という蝶は、このマテバシイの若芽だけをエサにしており、アラカシをエサにするムラサキシジミ同様、ハイムでも時々見られます。