コブシ
早春に白い花を一斉に咲かせます。あの有名な歌謡曲「北国の春」で、皆さん名前はよくご存じでしょう。ところで、コブシとハクモクレンの区別はつくでしょうか。
ハクモクレンは花弁が9枚あるように見えますが、コブシは6枚のやや細めのハクモクレンより少し薄めの、花弁で、外側に大きく反り返って開きます。もちろん、実がなればこれがコブシだと一目瞭然ですが、そのこぶだらけの実こそがコブシの名前の由来です。
ハイムにも6号棟南側に1株、駐車場の北側に2株ありますが、残念ですがなぜかあまり花付きがよくありません。
日本語ではコブシを「辛夷」という漢字で表現しますが、中国でこの漢字はなんとモクレンを意味します。どこかで混乱があったのでしょうか。